高田馬場「カナリアミュージックスタジオ」突撃インタビュー!
「カナリアミュージックスタジオ」突撃インタビュー!
学生インターンの山岡莉奈です。
今日はちょっとドキドキな初!突撃レポートを決行しましたっ!
高田馬場駅(戸山口)からすぐにある「カナリアミュージックスタジオ」を主宰する島田紀子さん。島田さんは数あるレッスンのうち、ボーカルやリトミックを教え、多くの生徒さんを抱える講師。そして、シンガーソングライター「Pearl」としての活動もしている多彩な女性です。
まずは編集部から高田馬場のスタジオに向かう途中で、最近新調したスマホで検索!
公式サイト(http://pearl-web.net/)を覗いてみると…
ほほーっ!見るからに、"ザ・シンガー”という島田さん。
(わ!かっこいい!!!シンガーみたい)シンガーです!
思わず、「惚れてまうやろー!」と叫んでしまいそうな衝動に駆られ、心の声を沈めるのに大変でした(笑)。
なーんて思いながら、とうちゃーく!
やってきました「カナリアミュージックスタジオ」。
高鳴る胸をおさえつつ…ピンポ〜ン!
「はぁ〜い」と、明るい声と笑顔で出迎えてくれた島田さん。
(あっ♥︎すっごく親しみやすい)
莉奈:あのぉ〜、島田さんとぜひお話してみたいなと思い、やってきました。インタビューしてもいいですか?
島田さん:もちろん!さあ、どうぞ中へ。なんでも聞いてください。
莉奈:じゃあ早速。小さい頃はどんな子どもだったのですか?
島田さん:4歳からピアノを習い始めたんですけど、とにかく小さい頃から音楽が大好きでいろんな音楽を聴いたり、音楽雑誌を読みまくっていたりしましたね。最初の転機は13歳になり中学生の頃でした。文化祭を機に友達とガールズバンドを組んだことにより、ますます音楽が好きになりました。
莉奈:う〜ん、まさに青春ですね♪
島田さん:はい。音楽三昧の生活でした♥︎ それで高校生になっても変わらず、いやさらに音楽を愛する青春時代を送っていたわけです。でもさすがに両親から、音楽もいいけど勉強をもっと頑張りなさい!と言われ、しばらくは勉学に励み、音楽から離れた生活もしていましたね。
莉奈:音楽断ちですか……。
島田さん:あっ、まぁ断つってほどではないんですけどね。で勉強して、大学進学となりました。実は経営学部に入ったんです。ゆくゆくは自分のスタジオを持ちたいという夢もあり、世の中のことをもっと知りたいっていう気持ちもあったので……。
莉奈:なるほど。それはビジネス展開をする今の島田さんに活かされているのですね。
島田さん:そうですね。そういう意味では、あの時の両親の言葉は有り難かったなぁって本当に思いますね。
莉奈:(じーん)えー話ですねぇ……。
島田さん:あっ、まぁそうですね。入学とともに地元の栃木から上京したわけですが、やはり音楽の道は諦めてはいなかったんですね。大学に通いながら学外でバンドを組み、経済の仕組みより音楽でしょ!とプロデューサー付きで活動してましたね。
莉奈:わ!それガチですね〜。
島田さん:そう!さすが東京だなぁって感じですけど、刺激も多くてやるなら徹底的にやってみたい!って思いました。
─ そんな小さい頃から音楽に夢中だった島田さん。
大学を無事に卒業してからは、必然的に音楽の道に進むことに…。
莉奈:社会人になってからはどうでしたか。
島田さん:はい、3年間ほどイベント企画の会社で働きながらソロ活動しました(この時代は本名での活動)。そして会社を辞めてから本名から今の"Pearl"に改名して、本格的にシンガーソングライターになりました。
莉奈:うわぁ〜、会社を辞めるのって勇気いりましたよね? 音楽だけで食べていくってことですもんね。
島田さん:シンガーソングライターになってからは、自主活動をしながらインディーズでCD発売をして。地元の栃木のTSUTAYAさんで委託販売をしてもらい、地元の新聞でも取り上げられるようになったんです。
莉奈:うわー!地元の新聞で取り上げてもらえるなんてステキ!!嬉しかったですよね。
島田さん:はい、それはもう。そんなこともあり、巡り巡って地元栃木のアイスホッケーのプロチーム【H.C.栃木日光アイスバックス】の応援ソングを歌わせていただくことになりました。
─ アイスホッケーのプロチーム【H.C.栃木日光アイスバックス】の応援ソングの歌手に抜擢
莉奈:いやーしかし、人生どこでなにがあるか分からないものですね…。私もいまから歌手めざそうかな。(ウソですウソです…スミマセン)
島田さん:ホントですよね。自分が一番ビックリしてるんじゃないかってくらいにいろんな方にお声がけをいただくようになりましたね。
- 2008年 1st album「&YOU」を発売
収録曲「Step by step」は着うたサイトmusic.jp!Debut!!で月間ランキング1位獲得 - 2009年 1st mini album「Prism」を発売
タワーレコードインディーズ予約チャート1位 - 2011年 2nd mini album「Present」
タワーレコード総合デイリーチャート1位
などなど…どんどん活躍していく島田さん。
活動の域は、音楽以外にも広がり…
- 2010年「とちぎ未来大使」に就任。
- 2014年 とちぎテレビ(tvk、岐阜放送、群馬テレビ)
「雷様剣士 ダイジ」のエンディングテーマを担当。
莉奈:ん?待って。『雷様剣士ダイジ』ってなに?
しまださ〜ん!ご説明をば。
島田さん:はいはーい。“ダイジ”とは、栃木弁で「大丈夫」という意味なんですけど、一般的には「大事」、つまり「大切」という意味ですよね。子供たちに栃木県の文化や施設、食べ物を通じて「大事なこと」を問いかけるヒーロー番組なんです。登場するヒーロー達が、その大切なモノを見つけたり守ったり、時には悪者を更正させていくローカル番組です。
莉奈:“心の大切さ”を教えてくれる素敵なストーリーなんですね。私は単なる「仮○ライダー」系をマネしただけのご当地ヒーローかと思い…ごめんなさい。
島田さん:そんなこと言っちゃダメよ!もう〜、プンプン! ……というわけで、詳しくは公式サイトをご覧くださーい。
「カナリアミュージックスタジオ」オープン
2014年12月に「スタジオを作ってボイスレッスンができるようにしよう」ということが決まってから、素晴らしい行動力の結果……。
なんと!わずか3カ月後の2015年3月に「カナリアミュージックスタジオ」をオープン!
莉奈:経営学部を志望した理由、「将来、自分のスタジオを作りたい」
という念願の夢が叶ったということですね。
島田さん:そうですね。生徒さんに教えることにより逆に勉強になったり、デビュー当時の気持ちを思い出させてくれたりと日々刺激的です。初心を忘れないことはとても“ダイジ”だと思います(笑)。それに、色んな生徒さんがいますが、生徒さんがそれぞれ身近に音楽や歌を感じられたり、夢を叶えていく人が一人でも増えたらとても素晴らしいことじゃないですか!
いつも心に決めていることは、どんなに辛いときでも一人ひとりの応援が約束みたいになっていて、その人たちが辛いときに「帰ってこられる歌」を歌い続けることだそうです。自分の好きなことにまっすぐに進んでいる姿は、同じ女性として憧れです。
莉奈:かっこよすぎです島田さん!
島田さん:かっこいいだなんて照れますね〜。でもね、失敗経験もたくさんあるんですよ。ライブで1曲目の歌詞を思い出せず急遽中断したり、本番前に声がまったく出なくなってしまったり、衣装を忘れてしまい直前に買ったり、野外ライブで吹雪のなか歌っているときに「キャー」と叫んでしまったり……(笑)。
そんなお茶目な一面を垣間みることができた突撃インタビュー!
緊張で戸惑ってばかりなダメダメな私でしたが、お忙しいなか本当にありがとうございました!!
今後もPearlさんのこと島田さんの活躍に目が離せません!
島田さんに会いに行くのもよし。見学もよし。
みなさんも気軽に遊びに行ってみてください♪
★カナリアミュージックスタジオWEBサイト
http://canaria-st.com/
12:00~22:00