【早稲田松竹】12/19~12/25|『あの頃ペニー・レインと 特別編集版』『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』
あの頃ペニー・レインと 特別編集版
ALMOST FAMOUS
(2000年 アメリカ 161分 )
2015年12月19日から12月25日まで上映
開映時間 12:15 / 17:25
■監督・製作・脚本 キャメロン・クロウ
■撮影 ジョン・トール
■編集 ジョー・ハッシング/サー・クライン
■音楽 ナンシー・ウィルソン
■出演 ビリー・クラダップ/ケイト・ハドソン/パトリック・フュジット/フランシス・マクドーマンド/ジェイソン・リー/アンナ・パキン/ファイルザ・バーク/ノア・テイラー/ズーイー・デシャネル/フィリップ・シーモア・ホフマン/テリー・チェン
■2000年アカデミー賞脚本賞受賞・助演女優賞・編集賞ノミネート/LA批評家協会賞助演女優賞受賞/ゴールデン・グローブ賞作品賞・助演女優賞受賞・脚本賞ノミネート/英国アカデミー賞オリジナル脚本賞・音響賞受賞・作品賞ほか3部門ノミネート/ほか多数受賞・ノミネート
君がいるから、
すべてがキラキラまぶしい15歳。
ウィリアムは15歳。弁護士を目指す優等生の彼が、ロック・ミュージックを聴き始めたのは姉の影響から。伝説的なロック・ライター、レスター・バンクスに気に入られ、雑誌や地元の新聞に掲載された彼の原稿がローリングストーン誌の編集者の目にとまり、ブレイク寸前のロック・バンドのツアーに同行取材する仕事を得る。そこでウィリアムは、グルーピーのリーダー的存在、ペニー・レインと出会う。彼女の姿を見ているだけで、彼女が微笑んでくれるだけで、すべてが光に包まれる。≪切ない≫って息苦しいことだと知ったウィリアム、初めての恋だった。
色褪せることのない、青春音楽映画の金字塔!
キャメロン・クロウが
自らの原点をまっすぐに描いた自伝的ストーリー
製作・監督・脚本は『ザ・エージェント』や『バニラ・スカイ』のキャメロン・クロウ。実は主役のウィリアムは、キャメロン・クロウ自身がモデルである。クロウがロック・ジャーナリストとしてデビューしたのが、やはり15歳の時。その頃の経験はクロウに大きな影響を与え、彼はいつかこの時のことを映画化しようと考えていたという。
圧倒的な存在感と、純粋さと妖艶さを併せ持つペニー・レインを演じたのは、ケイト・ハドソン。キャメロン・クロウの分身であるウィリアムを演じるのは、映画初主演のパトリック・フュジット。その他、ビリー・クラダップ、フランシス・マクドーマンド、フィリップ・シーモア・ホフマンが脇を固める。
サイモン&ガーファンクル、ザ・フー、レッド・ツェッペリン、オールマン・ブラザーズ――。70年代ロック・ミュージックの名曲の数々が心に熱く響く。
ラブ&マーシー 終わらないメロディー
LOVE & MERCY
(2015年 アメリカ 122分 )
2015年12月19日から12月25日まで上映
開映時間 10:00 / 15:10 / 20:20
■監督・製作 ビル・ポーラッド
■製作 クレア・ラドニック・ポルスタイン/ジョン・ウェルズ
■脚本 オーレン・ムーヴァーマン/マイケル・アラン・ラーナー
■撮影 ロバート・イェーマン
■編集 ディノ・ヨンサーテル
■音楽 アッティカス・ロス
■出演 ジョン・キューザック/ポール・ダノ/エリザベス・バンクス/ポール・ジアマッティ/ジェイク・アベル/ケニー・ウォーマルド/ブレット・ダバーン/グレアム・ロジャース
■オフィシャルサイト http://loveandmercy-movie.jp/
いつかは、ここを出て、
愛を迎えに行かなくちゃ。
1960年代、カリフォルニア。夏とサーフィンの歌が大ヒットし、ザ・ビーチ・ボーイズは人気の頂点にいた。だが、新たな音を求めてスタジオで曲作りに専念するブライアン・ウィルソンと、ツアーを楽しむメンバーたちの間に亀裂が入り、さらには威圧的な父との確執も深まって、ブライアンはドラックに逃避するように。心血を注いだアルバムの不振をシングルで挽回するが、新作へのプレッシャーから心が完全に折れてしまう。
それから20余年、彼に再び希望の光をもたらしたのは、美しく聡明な女性メリンダとの出会いだった。しかし、惹かれ合う二人の間に、ブライアンのすべてを管理する精神科医ユージンが立ちはだかる。メリンダの協力のもと、遂にブライアンは自分の本当の歌を取り戻すために立ち上がるのだが──。
ザ・ビーチ・ボーイズの知られざる真実を映画化!
孤独な彼が見つけたラブソングが、明日も世界を優しく包む――
誕生から半世紀を経た今も、時代を超えて愛され続けている名曲を生み出したザ・ビーチ・ボーイズの中心的存在ブライアン・ウィルソン。だが、それらの曲を作っていた時、ブライアン自身は苦悩に引き裂かれ、極限まで壊れていた。いったい何がそこまで彼を追いつめたのか? 数々の名曲が彩るブライアン・ウィルソンの衝撃の半生が、本人公認のもと、初の映画化となった。
監督は、『それでも夜は明ける』のプロデューサー、ビル・ポーラッド。異なる二つの時代のブライアンを二人一役で描くという大胆なアイデアで、いくつもの魅力的な顔を描き出すことに成功した。60年代のブライアンをポール・ダノ、80年代のブライアンをジョン・キューザックという、新旧実力派俳優が競演した。
想像を絶する苦闘の果てに、希望を見つけるブライアン。映画の最後には、そんな彼からの贈りものが用意されている。自分と同じ孤独を抱えたすべての人たちへ、愛と慈愛に満ちた幸せの贈りものが──。
出典:早稲田松竹映画劇場