【早稲田松竹】11/18(土)~24(金)上映「ムーンライト」「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
ムーンライト
Moonlight
(2016年 アメリカ 111分 )
2017年11月18日から11月24日まで上映
開映時間 13:10 / 17:45
■監督・脚本 バリー・ジェンキンス
■製作総指揮 ブラッド・ピット/サラ・エスバーグ/タレル・アルビン・マクレイニー
■原案 タレル・アルビン・マクレイニー
■撮影 ジェームズ・ラクストン
■編集 ナット・サンダース/ジョイ・マクミリオン
■音楽 ニコラス・ブリテル
■出演 ナオミ・ハリス/マハーシャラ・アリ/トレヴァンテ・ローズ/ジャネール・モネイ/ジャハール・ジェローム/アンドレ・ホーランド/アシュトン・サンダース/アレックス・ヒバート
■2016年アカデミー賞作品賞・脚色賞・助演男優賞受賞/ゴールデン・グローブ賞作品賞(ドラマ部門)受賞 ほか多数受賞・ノミネート
■オフィシャルサイト
http://moonlight-movie.jp//
■物販情報
・パンフレット(700円)
©2016 A24 Distribution, LLC
あの夜のことを、今でもずっと、覚えている。
名前はシャロン、あだ名はリトル。内気な性格で、学校ではいじめっ子たちから標的にされる日々。自分の居場所を失くしたシャロンにとって、同級生のケヴィ ンだけが唯一の友達だった。高校生になっても何も変わらない日常の中で、ある日の夜、月明かりが輝く浜辺で、シャロンとケヴィンは初めてお互いの心に触れ ることに…
自分が何者かを探し、自分を愛することが出来た時、
始めて誰かを愛することが出来る――
本年度アカデミー賞作品賞受賞!
世界中が瞬く間に虜になった、純粋で美しい愛の物語。
自分の居場所を探し求める主人公の姿を、色彩豊かで革新的な映像美と情緒的な音楽と共に3つの時代で綴ったこの物語は、北米で大ヒットを記録し、第89回ア カデミー賞では作品賞・脚色賞・助演男優賞の3部門に輝いた。LGBTQをテーマにしたラブストーリー、また黒人だけのキャストやスタッフによる作品がオ スカーを受賞するのは共に史上初のことであり、まさに歴史に残る快挙となった。
なぜ『ムーンライト』が世界中を魅了しているのか――。それは人種、年齢、セクシュアリティを越えた普遍的な感情が描かれているからだ。どうにもならない 日常、胸を締め付ける痛み、初恋のような切なさ、いつまでも心に残る後悔…思いもよらぬ再会によって、秘めた想いを抱え生きてきたシャロンの暗闇に光が差 したとき、私たちの心は大きく揺さぶられ、深い感動と静かな余韻に包まれる。
マンチェスター・バイ・ザ・シー
Manchester by the Sea
(2016年 アメリカ 137分 )
2017年11月18日から11月24日まで上映
開映時間 10:40 / 15:15 / 19:50
■監督・脚本 ケネス・ロナーガン
■プロデューサー ローレン・ベック/マット・デイモン/クリス・ムーア/キンバリー・スチュワード/ライアン・ストウェル/ケビン・J・ウォルシュ
■撮影 ジョディ・リー・ライプス
■編集 ジェニファー・レイム
■音楽 レスリー・バーバー
■出演 ケイシー・アフレック/ミシェル・ウィリアムズ/カイル・チャンドラー/ルーカス・ヘッジズ/グレッチェン・モル/カーラ・ヘイワード/C・J・ウィルソン/マシュー・ブロデリック
■2016年アカデミー賞主演男優賞・脚本賞受賞/ゴールデン・グローブ賞主演男優賞受賞 ほか多数受賞、ノミネート
■オフィシャルサイト
http://www.manchesterbythesea.jp/
■物販情報
・パンフレット(700円)
©2016 K Films Manchester LLC. All Rights Reserved.
癒えない傷も、忘れられない痛みも。
その心ごと、生きていく。
アメリカ・ボストン郊外で便利屋として働くリーは、兄の死をきっかけに故郷マンチェスター・バイ・ザ・シーに戻ってきた。兄の遺言で16歳の甥パトリックの 後見人となったリーは、二度と戻ることはないと思っていたこの町で、過去の悲劇と向き合わざるをえなくなる。なぜ彼は心を閉ざして生きるのか? なぜすべ てを残してこの町を去ったのか? 父を失ったパトリックと共に、リーは小さな一歩を踏み出す決心をする――。
「これは、人々の心にずっと残る映画だ。」
――マット・デイモン
一人の男の絶望と再生を丁寧に優しく紡いだ珠玉の人間ドラマ。
本年度アカデミー賞で主演男優賞、脚本賞の2冠に輝いた『マンチェスター・バイ・ザ・シー』。本作は主人公リーの心の傷を描きながら、彼を取り巻く人々がそれぞれに抱える痛みも繊細に映し出す。『ギャング・オブ・ニューヨーク』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたケネス・ロナーガンの脚本は、リアリティとユーモアが満載で、そのまなざしは寛容さに溢れ、ささやかだが確かな希望を感じさせる。
また、主人公リーの孤独と哀しみを体現したケイシー・アフレックの渾身の演技は絶賛され、自身初のオスカー受賞をはじめ、各賞の主演男優賞を独占した。さら にリーの元妻ランディを演じたミシェル・ウィリアムズ、甥のパトリックを演じたルーカス・ヘッジズも共にアカデミー賞にノミネートされるなど、キャストた ちがいずれも特筆すべき好演を見せている。
当初、監督・主演を務める予定であり、本作のプロデュースを手がけたマット・デイモンは「力ある役者と脚本、そしてケネスの演出によって、この映画は忘れられないものになった」と語る。慎ましくも深く、静かに心に染み入る新たな傑作がここに誕生した。
上映作品によりタイムテーブルが異なりますので、週により開館・閉館時間は異なります。