【早稲田松竹】8/4(土)~8/10(金) 上映 『心と体と』 『RAW ~少女のめざめ~』
★連日20:35より、特別レイトショー『青いパパイヤの香り』を上映いたします。
心と体と
Testről és lélekről
(2017年 ハンガリー 116分 )
2018年8月4日から8月10日まで上映
開映時間 12:20 / 16:20 ■監督・脚本 イルディコー・エニェディ
■撮影 マーテー・ヘルバイ
■編集 カーロイ・サライ
■音楽 アーダーム・バラージュ
■出演 アレクサンドラ・ボルベーイ/ゲーザ・モルチャーニ/レーカ・テンキ/エルヴィン・ナジ
■2017年ベルリン国際映画祭金熊賞、国際批評家連盟賞、エキュメニカル審査員賞、ベルリナー・モルゲンポスト読者賞受賞/アカデミー賞外国語映画賞ノミネート/ヨーロッパ映画賞最優秀女優賞 ほか多数受賞・ノミネート
■オフィシャルサイト
http://www.senlis.co.jp/kokoroto-karadato/
■物販情報
・パンフレット(700円)
2017© INFORG - M&M FILM
夢の中、駆けめぐる
ハンガリー、ブダペスト郊外の食肉処理場。代理職員として働くマーリアはコミュニケーションが苦手で職場になじめない。片手が不自由な上司のエンドレは彼 女を気に掛けるが、うまく噛み合わず…。そんなある日、牛用の交尾薬が盗まれる事件が発生する。犯人を割り出すため、全従業員が精神分析医のカウンセリン グを受ける事態に。するとマーリアとエンドレが同じ夢を共有していいたことが明らかになる。二人は夢の中で“鹿”として出会い、交流していたのだ。奇妙な 一致に驚く二人は、それをきっかけに急接近するが…。
ベルリン国際映画祭金熊賞受賞!
東欧の鬼才、18年間のブランクから鮮やかに復活
幻想と現実が交錯する不思議なラブストーリー
監督は長編デビュー作『私の20世紀』がカンヌでカメラドールを受賞した、ハンガリーの女性監督イルディコー・エニェディ。本作では人間の孤独に寄り添いな がらも、自分の殻から一歩踏み出す勇気を与えてくれる優しい物語を紡ぐ。18年ぶりに発表した本作は見事ベルリンを制し、アカデミー賞外国語映画賞にノミ ネートされるなど、賞レースで快進撃を見せた。
ヒロイン、マーリアを演じるのは、主に舞台で活躍する新星アレクサンドラ・ボルベーイ。本作の熱演で、イザベル・ユペールやジュリエット・ビノシュを抑 え、ヨーロッパ映画賞最優秀女優賞を獲得する快挙を果たした。彼女が恋する上司役、エンドレ役は俳優ではなく、著名な出版社で編集者を務めていたゲーザ・ モルチャーニ。監督からその存在感とカリスマ性を買われ、初めての演技に挑んでいる。
RAW ~少女のめざめ~
GRAVE
(2016年 フランス/ベルギー 98分 )
2018年8月4日から8月10日まで上映
開映時間 10:30 / 14:30 / 18:30 ■監督・脚本 ジュリア・デュクルノー
■撮影 ルーベン・インペンス
■編集 ジャン=クリストフ・ブージィ
■音楽 ジム・ウィリアムズ
■出演 ギャランス・マリリエ/エラ・ルンプフ/ラバ・ナイト・ウフェラ/ローラン・リュカ
■2016年カンヌ国際映画祭批評家連盟賞受賞 ほか多数受賞・ノミネート
■オフィシャルサイト
http://raw-movie.jp/
■物販情報
・パンフレット(720円)
© 2016 Petit Film, Rouge International, FraKas Productions. ALL RIGHTS RESERVED.
© Dominique Houcmant Goldo
知ってしまった味(タブー)――。
16歳のべジタリアン、ジュスティーヌは、両親と姉と同じ獣医科大学に入学する。初めて親元を離れて、見知らぬ新しい環境である大学の寮で暮らし、生活する不 安に駆られる彼女。寮に向かいルームメイトと対面するが、女性との相部屋を希望したはずなのに、そこにいたのはアドリアンという男性。「俺はゲイだから」 と言われてもなんの慰めにもならない。
さらに追い討ちをかけるように、上級生による新入生歓迎のハードコアな儀式としごきが突然始まり、生肉を食べることを強要される。人生で初めて肉を口にした彼女はその行為によって本性が露わになり、次第に変貌をとげていく…。
才色兼備を誇るフランスの新星
ジュリア・デュクルノー監督の衝撃の長編デビュー作!
世界が震撼した、究極の愛の物語
2016年のカンヌ国際映画祭で上映され、スタンディングオベーションが巻き起こる大喝采を浴びたセンセーショナルな青春ドラマ『RAW~少女のめざ め~』。その後もメジャー級の映画祭を席巻し、数多くの賞を受賞。批評家や映画ファン、映画監督たちからも圧倒的な支持を得て、本国フランスでヒットを記 録、アメリカやイギリスでも異例のスマッシュヒットとなった。
メガホンを取ったのは、これが長編監督デビュー作となる、フランスが誇る新鋭ジュリア・デュクルノー。人類史上最もタブーとされる「カニバリズム」という題 材を扱いつつも、スタイリッシュで息を飲むような美しく繊細な映像美と独特のユーモアを巧妙に導入し、奇跡的なバランスで融合することで、かつてない新時 代のカニバル映画の形を提示している。