【早稲田松竹】2/2(土)~2/8(金) 上映 『友罪』『菊とギロチン』
★週の途中で上映時間(上映順)が替ります。スケジュールにご注意ください。
★連日21:35より、特別レイトショー『雷魚』を上映いたします。詳しくはこちら
友罪
(2018年 日本 129分 )
2019年2月2日から2月8日まで上映
【2/2(土)-4(月)】 10:00 / 15:40
【2/5(火)-8(金)】 13:20 / 19:00 ■監督・脚本 瀬々敬久
■原作 薬丸岳「友罪」(集英社文庫刊)
■撮影 鍋島淳裕
■照明 かげつよし
■美術 磯見俊祐
■音楽 半野喜弘
■出演 生田斗真/瑛太/佐藤浩市/夏帆/山本美月/富田靖子/奥野瑛太/飯田芳/小市慢太郎/矢島健一/青木崇高/忍成修吾/西田尚美/村上淳/片岡礼子/石田法嗣/北浦愛/坂井真紀/古舘寛治/宇野祥平/大西信満/渡辺真起子/光石研
■オフィシャルサイト
https://gaga.ne.jp/yuzai/
■物販情報
・パンフレット(800円)
©薬丸 岳/集英社 ©2018映画「友罪」製作委員会
いくつもの人生が、決定的に変わってしまった“その日”。
すべては、ふたりの男の出会いから始まった――。
ある町工場で働き始めた元週刊誌ジャーナリストの益田と、自らの経歴を一切語らない鈴木。年齢以外の共通点は何もないふたりだが、同じ寮で暮らすうちに友 情を育ててゆく。そんななか児童殺害事件が起こり、17年前に日本中を震撼させた凶悪事件との類似性が囁かれる。当時14歳だった犯人の少年Aはすでに出 所していて、今度も彼の犯行ではないかというのだ。ネットに拡散していた少年Aの写真を見た益田は愕然とする…。
隣りで静かに微笑む友が
かつて日本中を震撼させた“あの事件”の
少年Aだったら――その問いに答えはあるのか。
瀬々敬久監督、渾身のヒューマンサスペンス!
デビュー作で江戸川乱歩賞を受賞した人気作家・薬丸岳のベストセラー小説「友罪」。様々なタイプのミステリー作品を世に出したてきた彼が「発表する時、喜び よりも先に恐れを抱いた」と告白する問題作だ。そんな原作が、『64-ロクヨン-』など、緊迫感溢れるサスペンスと人間の本質を問う重厚なテーマを融合さ せた作品を作り続けてきた瀬々敬久によって映画化された。
益田役には生田斗真、鈴木役には瑛太。若手俳優の中で傑出した存在のふたりが、史上最難関の役に挑んだ。また、ふたりと関わることになる人々に扮するの は、夏帆、山本美月、富田靖子、そして佐藤浩市といった俳優陣。彼らもまた、他人には言えない秘密や罪を抱えており、物語の重要なピースとなっていく。
なぜ殺したのか? 益田が犯した罪とは? 鈴木に関わるふたりの女性の想いの行方は? 物語は予想もしない衝撃の結末へとなだれこんでいく。人間存在の謎に満ちた深みへと導くヒューマンサスペンスに、観る者すべてが心打たれる。
菊とギロチン
(2018年 日本 189分 )
2019年2月2日から2月8日まで上映
【2/2(土)-4(月)】 12:20 / 18:00
【2/5(火)-8(金)】 10:00 / 15:40 ■監督・脚本 瀬々敬久
■脚本 相澤虎之助
■撮影 鍋島淳裕
■照明 かげつよし
■音楽 安川午朗
■出演 木竜麻生/東出昌大/寛一郎/韓英恵/渋川清彦/山中崇/井浦新/大西信満/嘉門洋子/大西礼芳/山田真歩/嶋田久作/菅田俊/宇野祥平/嶺豪一/篠原篤/川瀬陽太/永瀬正敏(ナレーション)
■オフィシャルサイト
https://kiku-guillo.com/
■物販情報
・パンフレット(1000円)
© 2018 「菊とギロチン」合同製作舎
同じ夢を見て 闘った
「女相撲」×「ギロチン社」が世界に揺さぶりをかける!
大 正末期、関東大震災直後の日本。混沌とした情勢の中、急速に不寛容な社会へとむかう時代。山形で発祥し、かつて実際に日本全国で興行されていた「女相 撲」。様々な過去を背負い、強くなりたいと願う女力士たちが、少し頼りないが「社会を変えたい、弱い者も生きられる世の中にしたい」という大きな夢だけは 持っているアナキスト集団「ギロチン社」の若者たちと運命的に出会う。
立場は違えど、彼らの願いは「自由な世界に生きること」。次第に心を通わせていく彼らは、同じ夢を見て、それぞれの闘いに挑む――。
時代に翻弄されながらも<自由>を求めて疾走する
若者たちの辿り着く先は――?
史実をもとにしたアナーキー青春群像劇!
傑作『ヘヴンズストーリー』から八年。瀬々敬久監督が、構想三十年、自身のオリジナル企画第二弾としてついに完成させた入魂作が『菊とギロチン』だ。
ヒ ロインの新人力士・花菊役には、約300名の応募者の中から選ばれた、本作が映画初主演となる木竜麻生。ギロチン社のリーダーで詩人の中濱鐵役に東出昌 大。そのほか、寛一郎や韓英恵らフレッシュな「今」を感じさせる役者たちが、監督の情熱にこたえ、大正時代の若者役に体当たりで挑んだ。また、『バンコク ナイツ』の相澤虎之助が共同脚本をつとめているのも注目だ。自身が所属する映像制作集団「空族」以外の作品での脚本執筆は、本作が初となる。
時代に翻弄されながらも、歴史の影でそれぞれの「生きる意味」を模索して、もがき、泥だらけになり、時にかっこ悪い姿をさらしながらも、自由を追い求め、世界に風穴をあけたいと願った若者たちの物語――アナーキーなエネルギーが溢れだす青春群像劇が誕生した。