「蕎麦・旬菜 浅野屋」は、馬場口の交差点から早稲田方面に向かい、一本目の角を左に曲がった路地裏に店を構えている。大通りからでは見逃してしまいそうな、知る人ぞ知る隠れた名店である。店内に入ると、昼はボサノバ、夜はジャズがしっとりと流れる、お蕎麦屋さんとは思えないおしゃれで落ち着いた雰囲気。漆喰の壁と深みのある木のテーブルがスポットライトに照らされ、和の中にもモダンな空間を演出している。
浅野屋の創業は昭和35年、早稲田で開店して6年目。元々は下落合で両親が営んでいたお蕎麦屋さんを継ぐときにこの地に移転したという。東京最古の蕎麦店である「巴町砂場」で修行し、神田で140年続く老舗「浅野屋」からのれん分けを許されただけあって、しっかりとした本格そばが味わえるお店だ。
(掲載日:2012年12月23日)
ランチタイム/11:30~15:00
ディナータイム /17:30~21:00
日曜日・祝日 第2土曜