早稲田近辺は入学式のある“春”が一番活気があって賑わっている―。そんな理由からフランス語の春を意味する「ぷらんたん」と名付けられた、早大南門通りにあるレトロな喫茶店。創業1950年。60年間変わらず続くこのお店の現在のオーナーは早稲田大学OB。15年前にここ早稲田へ戻ってきて店を受け継いだという。レトロで落ち着きのある店内は映画のロケに使用されたこともある情緒あふれる空間。店には大きな焙煎機があり、珈琲の香ばしいにおいが漂っている。こだわりの自家焙煎珈琲を落ち着いた店内で味わうのは、まさに至福のひととき。「お店の雰囲気はお客様が作るもの」とオーナーが言うように、ここはとても居心地のよい空間。本格珈琲を「ぷらんたん」でゆったりと味わってみてはいかが。
(掲載日:2013年1月29日)
11:30〜20:00
日・祝日(予約あれば営業)