早稲田松竹 開館70周年
THE MEIGAZA Vol.47
2021年12月21日、早稲田松竹は開館70周年を迎えました。これもひとえに皆様のご支援があればこそと深く感謝しております。これからも、より多くのご期待に添える映画館として、邁進していく所存です。今後とも変わらぬご支援・ご厚情を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
早稲田松竹 支配人およびスタッフ一同
当館は高田馬場に1951年12月21日に邦画の専門館として開館致しました。元々渋谷にあった『渋谷松竹』(「松竹株式会社」とは異なる)と同じく「松竹映画劇場系列」(通称:映劇系)の劇場としてオープン。1975年から名画座になり、2002年には一時期休館もしましたが皆さまの声援に支えられ70周年を迎えることができました。
70年という長さは家族であれば2.3世代にわたる時間。もちろん映画館に勤めているスタッフも、映画業界を動かす人々の世代も変わっています。内装はリニューアルしましたが、それだけ長い時間が経っても建て替えをしていないこの早稲田松竹の建物は開館当時のままです。
久しぶりに東京を訪ねてきた方に「昔のままだ」と声をかけられることも多く、そんな昔話を聞かせてもらうたびに身の引き締まる思いが致します。70周年である一年間の間には、様々なグッズやイベントを企画しております。また一月末まで、ロビーにて開館時の早稲田松竹の写真や、当時の早稲田通りの写真、過去のチラシギャラリーなどを展示しておりますので、この機会にまた足をお運び頂けると幸いです。
これからも高田馬場の名画座、早稲田松竹をぜひとも宜しくお願いいたします。