東京豚骨ラーメンの先駆け「本格中華麺店 光麺」。1995年に創業してから、長らく高い人気を誇る。都内に10数店鋪を構えるなか、2006年にオープンした「光麺 高田馬場店」では“ラーメン激戦区”にありなからも、多くの人に愛されている。店名の「光麺」とは、元来は中国広州で(無、素麺)を意味しており、添加物など余計なものを加えず、シンプルかつ質の高いラーメン作りを大切にしていることにも繋がる。落ち着いた高田馬場の店内では連日、学生や会社員、家族連れて賑わっている。豊富なメニューや深夜・早朝まで開店している営業時間の長さも幅広い層に支持されている理由でもある。
濃厚な豚骨と出汁、醤油がしっかり効いたスープが特徴の「熟成光麺(760円)」。創業当時から変わらぬ味を守り続けているというこちらは人気No.1メニュー。自慢の豚骨スープは長時間煮込むことで、臭みもなくコクと旨みが引き出されている。豚骨といえば一般的に臭みがあり、こってりしたスープが多いが、「光麺」のスープは香ばしい醤油の風味が香り、重すぎずクリーミー。この味の秘密は、厳選した素材と手の込んだスープの取り方にある。ガラを細かくし、油を乳化させているのだとか。そして3種類の太さか混ざった中太ちぢれ麺を使用しており、食感にも実はこだわりが。美味しさに余念がない、愛され続けるこの一杯を、あなたもぜひ味わってみて。
若年層を中心に人気だという魚介とんこつラーメン「骨太光麺(810円)」や「つけ麺(810円)」も好評。熟成させたスーフに(かつお節・サバ節・秋刀魚節)のペーストと野菜を煮詰めた出汁を配合。コシの強い太麺にもよく絡み、角切りチャーシューとの相性も抜群だ。また高田馬場店では唯一「油そば」を食べることができる。(※期間限定)こちらはコクのある醤油ダレに、ピリ辛肉味噌とトッピングが盛られた贅沢な1品。油そば好きな人は必見だ。あっさりしたラーメンが食べたい時は、醤油の澄み切ったスープの「醤油光麺(710円)」や、フランスのブルターニュ地方の海水塩をベースに厳選された塩を独自ブレンドした「塩光麺(810円)」もおすすめ!好みや気分に合わせて楽しみたい。
辛いモノ好きには、こちら!赤いピリ「担々麺(910円)」と黒いピリ辛「焦がし担々麺(910円)」。どちらも胡麻の風味が効いており、一般的な担々麺よりも胡麻がたっぷり入っている。赤と黒では、ラー油や香辛料もそれぞれ別物を使用している。赤辛は、特製ラー油をブレンドして胡麻と光麺スープの絶妙なバランスが魅力。黒辛は、自家製の焦がしラー油が決め手。深いコクと煎った胡麻の濃厚な味わいがたまらない。どちらも辛さと旨みが自慢。どちらにするか悩むのもまた楽しみだ。
「光麺」では、深夜24時までに麺類を注文すると、選べる1品サービスあり。【味付玉子、麺大盛、小ライス、杏仁豆腐、魔法のプリン(+100円)】の中から1品もらえる。ほかに2種類ある、お得な半ラーメンセット(500円)も評判。ワンコインは高田馬場限定で実施中なので要チェック!
【A】熟成光麺(ハーフ)+とろ豚チャーシュー丼
【B】 熟成光麺(ハーフ)+魔法のプリン
Bセットにつく、「光麺」の斬新なアイディアから生まれた「魔法のプリン(190円)」は、舌の上でとろけるような滑らかさを実現。とろとろと柔らかく、ほろ苦いカラメルソースがアクセントに。甘過ぎないのもポイントだ。
「年齢を問わず、多くの人に好まれる店を目指したい」と話す店長。お客さんのニーズに合わせた店づくりをはじめ、スタッフ一丸となって対応に努めている。例えば、ラーメン屋では珍しいテイクアウトも行っており「光麺」の味をいつでも味わうことができる。こちらは電話予約も可能。また季節ごとや期間限定での商品も登場するようだ。高田馬場という昼も夜も賑やかな街の熱気に負けない、明るく元気なスタッフがいつでも温かく迎えてくれる「光麺 高田馬場店」。「すべてはお客様のために」。進化し続ける「光麺 高田馬場店」に乞うご期待。(取材・文:須藤梓)
【月~木】10:30~翌2:00(L.O. 1:30)
【金・土・祝祭日前日】10:30~翌7:00(L.O. 6:30)
【日】10:30~24:00(L.O. 23:30)
年中無休