★ラーメンラリー2023エントリー店
2022年再リニューアル!
迫力満点のまぜそばメインのお店としてメニューを全面リニューアルし
西早稲田駅前で最高のジャンクフードを目指して営業中!
東京メトロ副都心線「西早稲田駅」徒歩1分。駅前すぐの明治通りと諏訪通りの交差点に赤と黒の二色で彩られたインパクトあふれる看板が目印の「波風タテヲ」がある。実はここ、九条ねぎラーメンで有名な「賀丸屋」が6年を経てフルリニューアルオープンしたお店なのだ。しかし「九条ネギはどこへ行ったの?」と思われるほどのコンセプトとメニューもごっそりとリニューアル。その秘密にジモア編集部が迫ってみた。
男っぽい看板と名前とは裏腹に「波風タテヲ」の店内は落ちついた大人の雰囲気。カップルや女性でもゆったり食べられるようにテーブル席も用意されている。オーナーの高野氏によると「波風タテヲ」という店名は、“フツー”には満足出来ない1人の「男」をイメージしているそうだ。実はオーナーの高野氏は、元プロのミュージシャン。バンド「CHARCOAL FILTER(チャコールフィルター)」のドラマーとして、メジャーデビューし、TVCMにも出演したほどの経歴をもっているのだ。バンド解散後もドラマーとして活躍していたが、ひょんな音楽業界内の繋がりからラーメン店の経営に携わり、その後賀丸屋のオーナーとなっていたそう。そんなミュージシャン魂とラーメン職人魂が相まって、トガって生きたい、エッジを利かせたい、そんな生き様をラーメンで表現したのが「濃厚味噌タンメン」と「麻婆タンメン」なのだ。
「波風タテヲ」のメニューはシンプルに2種類のみ。お肉を揚げチャーと肩チャーから選べる「濃厚味噌タンメン(790円)」と「麻婆タンメン(790円)」のツートップで勝負している。さらに、嬉しいことにもやし増し、ニンニク増しが無料!「濃厚味噌タンメン(揚げチャー)」は、ニンニクの香りとたっぷりもやしにドーンと4枚載った豚トロの揚げチャーシューが、男らしさの意味でインスタ映えする(笑)ビジュアルインパクト!「濃厚味噌タンメン(肩チャー)」は、厚み数センチの肩チャーシューが特徴で、定番のチャーシューのようで、食感はふわっと柔らかく、ラーメン好きが素直に認める一品に仕上がっている。濃厚味噌タンメンのスープは、ニンニクたっぷりで隠し味に山椒が効いてピリッとした一筋縄にはいかないようなクセになる味、味噌の濃厚が奥深さもあり味わいは複雑で繊細だ。男っぽいイメージがありながらも、しっかりとハーフサイズ(680円)も用意されており、本当はこってりが大好きな女性たちに喜ばれているそうだ。
「麻婆タンメン」は濃厚な味噌スープに、山椒が効いた四川麻婆豆腐をたっぷりと山盛りにした辛いもの好きにはたまらない逸品に仕上がっている。この四川麻婆は、食べた瞬間ご飯を食べたくもなるのだが、サイドメニューとして麻婆丼としても提供してくれているのも嬉しい。2つのメニューの見た目はいわゆる二郎系ラーメンのようだが、実はスープに共通しているのは豚骨スープではなく、鶏白湯スープをベースとすることでしつこくなり過ぎず、飽きがこないようさっぱりとした後味にこだわっている。また太麺はしっかりと濃厚スープが絡んでくるのだ。それぞれ違った美味しさがあり、ぜひとも全メニューを制覇してもらいたい。
「実は味噌ラーメンが昔から大好きで、賀丸屋時代から新メニューとして開発を続けてきました。今回納得がいく味噌タンメンが開発できたこともあり、フルリニューアルをしました」とオーナーの高野氏は話す。「男性イメージのお店に思われるようですが、女性のお客さまも大歓迎です!テーブル席を設け、紙エプロンもご用意しています」と語ってくれた。ぜひ、こってり好きの女性の皆さんもちょっとだけ背徳感を感じながら、欲望のままに食べてみては?(編集部談)きっとお腹いっぱいにタンメンを食べた後には、お店の守護神?はたまた謎の人物?「波風タテヲ」さんの男気をきっと感じることだろう。濃厚でピリッと痺れるスープとインパクトのある肉盛り濃厚味噌タンメン。西早稲田の地から、ラーメン界に波風を立てること間違いないはずだ。
月~土曜 11:30~14:30
木・金曜 17:30~21:00
日曜・祝日