高田馬場 新田歯科医院

高田馬場駅からBIGBOX沿いの坂を登ること徒歩4分ほどのビル3階にある「高田馬場 新田歯科医院」。昭和56年に開院して以来、30年以上に渡り地元在住の方から通勤通学で訪れる方まで、多くの人の歯と口の健康を支えてきた。新田歯科医院では、健康的な口腔内環境を整えることで、食生活に代表される患者さんのクオリティオブライフ（生活の質）を向上させることをコンセプトに、長期的な視点で治療を行っている。その信頼の秘密に迫るため、2代目院長である林先生にその独自の診療と治療へのこだわりを伺った。

歯医者に行くと長々と通わなければ治療出来ないイメージがあるが、新田歯科では1回あたりの治療にじっくりと時間をかけることで、出来るだけで少ない通院回数で済ませ患者さんの手間をとらせない治療を心がけているという。特に根管治療では、治療ペースが遅く何度も通い続けるうちに治療箇所の状態が悪化してしまう場合も。根管治療は建築で例えると基礎工事にあたる部分であり、しっかりとした根管治療がされていないと、どんなにキレイで丈夫な被せものをしても長持ちしない可能性が高まるという。神経の通る根管の形態は複雑で患者さんによっては本数が異なる場合もあり、太さはわずか0.3mmくらい。そこで新田歯科では、脳外科手術などで用いるマイクロスコープを導入し、患部を見逃すことのない精確な治療に努めているのだ。

「口腔内を清潔に健康に保つためには、まず日々のブラッシングを丁寧にこまめにしていくことが一番重要です」と林院長。口の中には一億以上の菌が存在しており、近年では歯周病菌は糖尿病、心疾患との関連性を指摘する研究もあるという。そのためにも日々の歯磨きにプラスして、歯磨きだけではケアできない歯石除去などのクリーニングを行うために、定期的に歯科に通って口内の点検をするべきなのだ。「最低でも半年に1回は、クリーニングに来ることをオススメします」とのこと。「検査で異常がなければ、歯科衛生士のクリーニングだけで、私は口腔内チェックだけで終わる患者さんもいます。本来患者さんは私と会わない方がいいんですよ。私と会うってことは何かしら治療が必要な場合ですからね（笑）」とユーモアを交えて語ってくれた。