早稲田大学南門を出てすぐ前のampm隣にあるログハウス調のかわいらしい外観で目を引く「3つのオレンジへの恋」。その不思議な名前は、オペラ化もされたカルロ・ゴッツィ作のイタリアの寓話劇に由来している。早稲田大学を卒業した店主が9年前にサラリーマンを辞め、再び早稲田へ戻ってきた。「この息苦しい時代に温かさや癒しを与えたい」という想いから生まれたこの店は、店内の絵や雑貨からもあたたかさややさしさが感じられる。一部のトールペイントや雑貨は購入することができるので、食事をしながら眺めてみるのもいい。ぬくもりのある店内の雰囲気に浸りながら、ふわふわのオムライスを食べ、こころもからだも癒されてみませんか。
(掲載日:2013年1月2日)
長年試行錯誤を繰り返し、作り上げたオムライスは一口食べれば思わず頬がほころぶはず。誰もが食べた途端に「おいしい~」と叫びたくなる逸品なのだ。特に「太陽からうまれたトマトソースオムライス」と「きのことビーフ煮込みのデミハヤシオムライス」(どちらも900円)が人気。チキンライスからトマトソース、すべて丹精を込めた手作りである。また日本一安全でおいしいといわれる厳選した卵を使用しており、口の中でふわっ、とろっとおいしさが広がる。秋から冬にかけては、かぼちゃのオムライスも登場する。また、手作りのデザートは女子学生たちがみな絶賛するほどのおいしさ。クレームブリュレとカルーアプリンがイチオシだ。「3つのオレンジへの恋」でたまにはゆったりと、ちょっと贅沢なひとときを過ごしてみてはいかが。(取材・文:坂本佳織)
店主の山内さん
11:30~15:00(売り切れ次第終了)
夜はパーティー等要予約
日・祝