高田馬場駅徒歩1分。80年続く老舗バー「アルル」の昼業態、「デリスイーツラボアルル」。
昭和にタイムスリップしたかのようなレトロな雰囲気の店内で、インスタ映え間違いないフルーツサンドを提供。
店内でも、テイクアウトやデリバリーでも楽しめるのが嬉しい。
贅沢にごろっと大きなフルーツが入ったフルーツサンドは、どれも作り手のこだわりがつまっており、1度食べたらリピートせずにはいられない。
フルーツサンドを作る栄養士でパンコーディネーターの亀山さんは、デリスイーツラボアルルのフルーツサンドのこだわりをこう語る。
「体を冷やしてしまう白糖は使わず、甜菜糖と蜂蜜を使って優しい甘さの生クリームにしています。天然のものにこだわり、食パンの材料にもこだわっています」。
フルーツサンドは、大きなフルーツとたっぷりのクリームでボリュームがあるが、重くなく、優しい甘みでペロリと食べられる。生クリームはあっさりとしつつもマスカルポーネを加えることでコクのある仕上がりとなっており、材料の配合にこだわった特注の食パンも、もちもちとしていてクリームに合う。
女性人気はいちごサンド、男性はバナナサンドの購入が多いそう。
2日に1回は購入している人もいるそうで、地元の人に愛される高田馬場の新名物となっている。
デリスイーツラボアルルは、イタリアン料理出身者、海外経験者、IT業界経験者、カフェ経験者など様々な経歴の持ち主が高田馬場の地に集まり経営しているのが面白い。
各人の異なる経歴やこれまでの経験は、SNSを駆使した宣伝や商品開発など、随所に活かされている。
素材にこだわったものが、高すぎず、みんなに手に取ってもらえるよう、こんなものがあったらいいなと思うものを形にしたい、そんな思いで丁寧に作られているフルーツサンド。
今後も新商品を積極的に作っていきたいとのことで、旬のフルーツを贅沢に使った、季節を感じられる様々なフルーツサンドが楽しみである。
その日のおすすめ商品、新商品の情報などはデリスイーツラボアルル公式インスタグラムでチェックできる。
最後に、このお店を今後どんなお店にしていきたいかを伺った。
「みんなに食べて笑顔になって欲しいです。コロナ禍でもテイクアウトや宅配で、家でもデリスイーツラボアルルの味を楽しんで欲しい。地元に愛されるお店にしていきたいです。アルルの2階は多摩旅館で、以前は海外旅行者が多く利用していました。今は中々難しいですが海外旅行者が戻ってきたら、外国人の方にもお店に来てもらいたいです。私たちの経歴も活かして国際的なお店にしたいです」。
今でも銀座松屋をはじめ東京のさまざまな催事に出店していて、完売し大人気だそう。こだわりと味に自信があるからこそ、東京中、日本中のたくさんの人に知ってもらいたい。将来的には海外進出も考えている。そんなデリスイーツラボアルルの今後のワールドワイドな飛躍が楽しみである。
(取材・文:ジモア編集部)
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