11/29(日)留学生による日本語スピーチコンテスト
今年で50回目を迎える
留学生による日本語スピーチコンテスト
【日時】2015年11月29日(日) 12:30開場(13:00開演)
16:00~出場者との交流会/17:00 終了予定
【場所】早稲田大学大隈記念講堂 大講堂
【対象】早大生・教職員・一般(入場無料・入退場自由)
【主催】早稲田大学国際学生友好会(Waseda International Club)
【協賛】公益財団法人昭和池田記念財団/新日本宝石株式会社/早稲田大学オープンカレッジ修了生の会
【後援】公益社団法人日本ユネスコ協会連盟/早稲田大学国際コミュニティセンター/早稲田大学日本語教育研究センター/早稲田大学留学センター
私たち早稲田大学国際学生友好会は今年度で創立59年目を迎えました。サークル創世記においては早稲田大学に留学していた学生は500人にも満たず、そのような中で早稲田大学国際学生友好会の目指した国際交流は、現在5000人近くの留学生を抱える早稲田大学の現状とは少し違っていたと感じております。しかし、大隈重信初代総長の意向でアジア人留学生が多かった当時と比べ、100近い国と地域から留学生を受け入れる現在は国際交流という意味で深みを増すことが出来たと感じております。そのような中で、今年度50年という記念すべき節目を迎えられることに感謝の意を示すとともに、このスピーチコンテストが次の半世紀に向けて「新たな一歩」となるよう努めていきます。
当コンテストの特徴として、「アドバイザー制」というものがあります。これは、出場者8人に対して、私達WICの会員もそれぞれ8つのグループに分かれて出場者と共に班を作ります。そしてその班でスピーチ原稿を一緒に作っていこう、というものです。各班は、週に2〜3回ほど集まってミーティングを行い、出場者が作ってくる原稿のチェックや修正し、スピーチの内容をより深めるために班ごとに熱い議論を重ねていきます。出場者の思い、伝えたいことが最大限に詰まったスピーチを、皆で作り上げていきます。スピーチ原稿が完成した後は、原稿の読みの練習を行い、発音やイントネーション、音の強弱をより良いものにしていきます。それら時間を掛けてきた成果が、スピーチコンテスト本番、一つの素晴らしい作品として出場者一人ひとりによって表現されます。
私たちは出場者とスピーチを考えていく中で、彼らから多くの影響を受けます。それは私たちが目を背けてきた大きなテーマや気付かずにいた大切なことです。コンテスト当日に、そんな彼らのスピーチがお越しいただいたお客様一人ひとりにとって、何か大切なことに気付き、新しい考えを得るためのきっかけとなれば幸いです。また、当日はスピーチだけでなく、留学生の素顔に迫る『第二部』、そして終了後にはスピーチをした留学生から直接話を聞ける『交流会』の場を設けており、留学生がスピーチに込めた“思い““背景”“過程”を知ることができます。
また交流会は、審査結果の発表や授賞式も終わり、スピーチコンテストの本編が終わった後に行います。この会は、お客様に、当日スピーチをした出場者と直にお話できる場となっております。スピーチの内容や、出場者個人のことなど、コンテスト本編だけでは分からなかったことや、質問してみたいことなどを、是非出場者本人に直接お聞きください。出場者のスピーチ作成を手伝った、各班の班長も出場者についておりますので、スピーチ作成時の話なども本人から直接聞くことができます。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。