【早稲田松竹】5/20(土)~5/26 (金)「ブルーに生まれついて」「シーモアさんと、大人のための人生入門」
ブルーに生まれついて
Born to Be Blue
(2015年 アメリカ・カナダ・イギリス 97分 )
2017年5月20日から5月26日まで上映
開映時間 11:55 / 15:20 / 18:45
■監督・製作・脚本 ロバート・バドロー
■製作 ジェニファー・ジョナス/レナード・ファーリンジャー/ジェイク・シール
■撮影 スティーブ・コーセンス
■編集 デビッド・フリーマン
■音楽 デヴィッド・ブレイド/トドール・カバコフ/スティーヴ・ロンドン
■出演 イーサン・ホーク/カルメン・イジョゴ/カラム・キース・レニー/スティーヴン・マクハティ/ジャネット=レーヌ・グリーン/ダン・レット/ケダー・ブラウン/ケヴィン・ハンカード
■オフィシャルサイト
http://borntobeblue.jp/
■パンフレット販売未定
©2015 BTB Blue Productions Ltd and BTBB Productions SPV Limited. ALL RIGHTS RESERVED.
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
痛いほどの音楽と、愛
ウエストコーストJAZZシーンを駆け抜けた
伝説的トランペッターの愛と孤独
1950年代に一世を風靡したジャズ・トランペット奏者チェット・ベイカーは、 ドラッグ絡みのトラブルをたびたび起こし、スポットライトから久しく遠ざかっていた。1966年、公演先のイタリアで投獄されたのちにアメリカへ帰国したチェットは、俳優として自伝映画の撮影に参加するが、麻薬の売人から惨たらしい暴行を受け、病院送りの憂き目に遭ってしまう。アゴを砕かれ、前歯を全部失う重傷を負い、キャリア終焉の危機に直面したチェットの心のよりどころは、映画で共演した女優ジェーンの存在だった。
ジェーンの献身的な愛に支えられ、ドラッグの誘惑を絶ったチェットは、場末のピザ屋でライブを行うようになるが、ケガの影響で思うような演奏ができない。それでもトランペットを手放さなかったチェットは徐々に輝きを取り戻し、 ビバップの巨匠ディジー・ガレスピーの計らいでニューヨークの“バードランド”への出演が決定するが…。
甘いマスクのジャズ界の異端児、チェット・ベイカー
その波乱の人生をイーサン・ホークが渾身の演技で挑み
絶賛を浴びた話題作!
1950年代のウエストコースト・ジャズシーンを代表するトランペッターにしてシンガーのチェット・ベイカー。黒人アーティストが主流のモダン・ジャズ界において、あのマイルス・デイヴィスをも凌ぐ人気を誇ると言われ、一世を風靡。甘いマスクとソフトな声で多くのファンを魅了したが、麻薬に身を滅ぼし過酷な日々を送っていた…。本作は一人の天才ミュージシャンの転落と苦悩を描くとともに、ある一人の女性との出会いによって再生する姿を描いたラブストーリーである。
主演のイーサン・ホークは6カ月に及ぶトランペットの集中トレーニングを受け、歌も披露。迫力の演技で批評家から絶賛された。劇中にはイーサン・ホークが歌う「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」をはじめ、「レッツ・ゲット・ロスト」「虹の彼方に」「ボーン・トゥ・ビー・ブルー」など数々の名曲が登場し、しっとりと本編を彩っている。
シーモアさんと、大人のための人生入門
Seymour: An Introduction
(2014年 アメリカ 81分 )
2017年5月20日から5月26日まで上映
開映時間 10:20 / 13:45 / 17:10 / 20:35
■監督・出演 イーサン・ホーク
■製作 ライアン・ホーク/グレッグ・ルーザー/ヘザー・ジョーン・スミス
■撮影 ラムジー・フェンドール
■出演 シーモア・バーンスタイン/マイケル・キンメルマン/アンドリュー・ハーヴェイ/ジョセフ・スミス/キンボール・ギャラハー/市川純子
■第39回トロント国際映画祭観客賞ドキュメンタリー部門3位
■オフィシャルサイト
http://www.uplink.co.jp/seymour/
■パンフレット販売未定
©2015 Risk Love LLC
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
89歳のピアノ教師、シーモア・バーンスタインが教える、
深い愛とこころざし。
人生の折り返し地点――アーティストとして、一人の人間として行き詰まりを感じていたイーサン・ホークは、ある夕食会で当時84歳のピアノ教師、シーモア・バーンスタインと出会う。たちまち安心感に包まれ、シーモアと彼のピアノに魅了されたイーサンは、彼のドキュメンタリー映画を撮ろうと決める。
悲しみの音色はいずれ、美しいハーモニーになる。
イーサン・ホーク初のドキュメンタリー監督作品。
シーモアは、50歳でコンサート・ピアニストとしての活動に終止符を打ち、以後の人生を「教える」ことに捧げてきた。ピアニストとしての成功、朝鮮戦争従軍中のつらい記憶、そして、演奏会にまつわる不安や恐怖の思い出。決して平坦ではなかった人生を、シーモアは美しいピアノの調べとともに語る。彼のあたたかく繊細な言葉は、すべてを包み込むように、私たちの心を豊かな場所へと導いてくれる。
じぶんの心と向き合うこと、シンプルに生きること、成功したい気持ちを手放すこと。 積み重ねることで、人生は充実する。
――シーモア・バーンスタイン
シーモアのピアノ・レッスンは、人はいかに生きるべきかという奥深い教えに満ちている。彼のシンプルな生き方から学べることは、あまりにも多い。
――イーサン・ホーク
上映作品によりタイムテーブルが異なりますので、週により開館・閉館時間は異なります。