【早稲田松竹】10/21(土)~10/27(金)「カフェ・ソサエティ」「20センチュリー・ウーマン」
Cafe Society
(2016年 アメリカ 96分 )
2017年10月21日から10月27日まで上映
開映時間 10:20 / 14:25 / 18:30 ■監督・脚本 ウディ・アレン
■撮影 ヴィットリオ・ストラーロ
■編集 アリサ・レプセルター
■衣装 スージー・ベンジンガー
■出演 ジェシー・アイゼンバーグ/クリステン・スチュワート/ブレイク・ライブリー/スティーヴ・カレル/コリー・ストール/パーカー・ポージー/ケン・ストット/ジーニー・バーリン
■オフィシャルサイト
http://movie-cafesociety.com/
■物販情報
・パンフレット(720円)
Photo by Sabrina Lantos
© 2016 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.
人生には“もしかして!?”があふれてる!
もっと刺激的で、胸のときめく人生を送りたい。漠然とそんな願望を抱いたニューヨークの平凡な青年ボビーがハリウッドを訪れる。時は1930年代、この華 やかなりし映画の都には、全米から明日の成功をめざす人々が集まり、熱気に満ちていた。映画業界の大物エージェントとして財を築いた叔父フィルのもとで働 き始めたボビーは、彼の秘書ヴェロニカ“愛称ヴォニー”の美しさに心を奪われる。ひょんな幸運にも恵まれてヴォニーと親密になったボビーは、彼女との結婚 を思い描くが、うかつにも彼はまったく気づいていなかった。ヴォニーには密かに交際中の別の男性がいたことに…。
今宵も夢のひとときを
ウディ・アレンが紡ぐ、ビタースウィートで
ゴージャスな大人のおとぎ話
大ヒットを記録した『ミッドナイト・イン・パリ』で 真夜中のパリに魔法をかけたウディ・アレンの最新作は、観る者を黄金時代のハリウッドへと誘うロマンティック・コメディ。ひとりの男とふたりのヴェロニ カ、彼ら3人のもつれた恋の成り行きを通して、誰しもが共感できる“夢”や“人生の選択”といったテーマを探求していく。思わず目からウロコが落ちるアレ ン流の恋愛観や人生観を、シニカルなストーリー展開やユーモアで魅了する。
主人公の青年ボビーを演じるのは、これが『ローマでアモーレ』に続く2本目のアレン作品となるジェシー・アイゼンバーグ。そして、『パーソナル・ショッパー』のクリステン・スチュワ-ト、『ロスト・バケーション』のブレイク・ライブリーがダブル・ヒロインを演じている。また、撮影監督をこれがアレンとの初タッグとなる、『地獄の黙示録』『ラスト・エンペラー』の名匠ヴィットリオ・ストラーロが務め、ゴージャスで艶やかな魅惑のビジュアルを創りあげた。さらに、クリステンがブランド・ミューズを務めるシャネルが衣装提供しているのも見逃せない。
20センチュリー・ウーマン
20TH CENTURY WOMEN
(2016年 アメリカ 119分 )
2017年10月21日から10月27日まで上映
開映時間 12:10 / 16:15 / 20:20 ■監督・脚本 マイク・ミルズ
■撮影 ショーン・ポーター
■編集 レスリー・ジョーンズ
■衣装 ジェニファー・ジョンソン
■音楽 ロジャー・ニール
■出演 アネット・ベニング/エル・ファニング/グレタ・ガーウィグ/ルーカス・ジェイド・ズマン/ビリー・クラダップ
■2016年アカデミー賞脚本賞ノミネート/ゴールデン・グローブ賞作品賞・主演女優賞ノミネート ほか多数ノミネート
■オフィシャルサイト
http://www.20cw.net/
■物販情報
・パンフレット(1000円)
©2016 MODERN PEOPLE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
母さんは、15歳のボクのことを彼女たちに相談した。
1979年、ボクたちの特別な夏がはじまる。
1979 年夏、カリフォルニア州サンタバーバラ。55歳のワーキングマザー兼シングルマザーのドロシアは、15歳のひとり息子ジェイミーについて2人の女性たちに 相談をもちかけた。ひとりはドロシアの家で間借りをする24歳の写真家アビー。もうひとりは、ジェイミーの2つ上の幼なじみジュリー。彼女たちにドロシア は言った。「ジェイミーを助けてやって。この混沌とした時代に自分を保って生きるのは難しい。でも私はついててやれない。子離れしなきゃ。私ひとりの支え じゃとても足りないわ。」15歳のジェイミーと、彼女たちの特別な夏がはじまった。
マイク・ミルズ監督が新たに描く物語は、
自身の母親をテーマにした「母と息子のラブストーリー」
前作『人生はビギナーズ』で は、自らの父親との関係を描いたマイク・ミルズ監督。6年振りの新作では、自身の母親をテーマに、15歳の反抗期の少年と意志の強いシングルマザーの親子 の絆、そして2人を助ける個性的な女性たちとの、ひと夏の物語をユーモアを交えて爽やかに描く。脚本は監督本人が手がけ、誰しもが心に残っている遠い記憶 のぬくもりと情熱を巧みに再現し、アカデミー賞脚本賞に初ノミネートされた。
母親を演じるのは名優アネット・ベニング。親子にかかわる2人の個性的な女性を『フランシス・ハ』のグレタ・ガーウィグ、『ネオン・デーモン』のエル・ファニングがそれぞれ出色の演技を見せている。新人ルーカス・ジェイド・ズマンが悩み多き息子ジェイミーを好演した。
本作は、監督ならではの「母と息子のラブストーリー」であるとともに、作品タイトルが示すように「20世紀の終わりにむけて力強く突き進んで行く女 性たち」の映画であり、また1979年という「転換期」――決して戻ることのできない時代とイノセンスへのエレジーでもある。パンクロックやニューウェイ ヴといった一瞬の時代に生まれた音楽カルチャーに彩られた、ミルズ監督の最高傑作が誕生した。
上映作品によりタイムテーブルが異なりますので、週により開館・閉館時間は異なります。