【早稲田松竹】3/24(土)~3/27(火) 上映 『線引き』 『ひとひら』『どこまでもいこう』『亡霊は笑う』『最期の星』『おかえり』
(1999年 日本 75分 )
■監督・脚本 塩田明彦
■製作 堀越謙三/松田広子
■撮影 鈴木一博
■編集 筒井武文
■音楽 岸野雄一
■出演 鈴木雄作/水野真吾/芳賀優里亜/鈴木優也/能登絵梨菜/小貫華子/安藤奏
■1999年ナント三大陸映画祭審査員特別賞/日本映画プロフェッショナル大賞第1位
■パンフレット販売なし
郊外のニュータウン。同じ団地に住むアキラと光一は、いつものように連れ立って小学校に向かう。今日は5年生の新学期が始まる日。学校ではクラス替えが発 表されている。体育教師に予告されたとおり、コンビで悪さをするふたりは別々のクラスになってしまった。“関係ねえよ!”と相変わらずイタズラを繰り返す ふたり。友情は永遠につづくと信じていたふたりだが…。
意地っ張りで、もろくて、時に単純で、優しい、10歳という「いま」を生きる子どもたちの姿を捉えた、塩田明彦監督の劇場公開映画第2作目。ナント三大陸映画祭審査員特別賞受賞。
(1996年 日本 99分 )
■監督・脚本 篠崎誠
■脚本 山村玲
■製作 筒井武文/松田広子
■撮影 古谷伸
■編集 筒井武文
■出演 寺島進/上村美穂/小松正一/青木富夫/諏訪太朗
■ベルリン国際映画祭最優秀新人監督賞/モントリオール国際映画祭新人監督グランプリ、国際映画批評家連盟賞 ほか多数
■パンフレット販売なし
©comteg+篠崎誠
結婚してまだ三年に満たない若い夫婦、孝と百合子。孝は塾の講師として忙しく働き、この行為が妻に対する愛情であると信じている。百合子は家庭で出来る仕事 を請け負い、彼の帰りを待ち続ける。何の不安もない、夫婦の日々が流れているはずだった。ある日、夫は妻の不意の外出に不審を抱き、彼女の後ろ姿を追う。 そこで夫が見た妻のもうひとつの顔とは――。
誰もが潜在的に抱える孤独感や対象のない焦燥感、そしてそこにいつもつきまとう不安を乗り越えて、共に生きてゆこうとする夫婦の愛の物語。完全なインディペ ンデント作品として製作された篠崎誠監督の初長編作品。全世界30ヶ所以上の映画祭で上映され、フランスでの劇場公開も成功を収めた。