【早稲田松竹】5/12(土)~5/18(金) 上映 『ネルーダ 大いなる愛の逃亡者』 『ゴッホ~最期の手紙~』
★連日20:10より特別レイトショー『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』を上映いたします。詳細はこちら
★特別レイトショー開催のため、18:00『ゴッホ~最期の手紙~』がラスト1本割対象作品となります。
ネルーダ 大いなる愛の逃亡者
Neruda
(2016年 チリ/アルゼンチン/フランス/スペイン 108分 )
2018年5月12日から5月18日まで上映
開映時間 12:10 / 16:00
■監督 パブロ・ラライン
■脚本 ギレルモ・カルデロン
■撮影 セルヒオ・アームストロング
■編集 エルヴェ・シュネイ
■音楽 フェデリコ・フシド
■出演 ルイス・ニェッコ/ガエル・ガルシア・ベルナル/メルセデス・モラーン/ハイメ・バデル/アルフレド・カストロ/ディエゴ・ムニョス
■第69回カンヌ国際映画祭監督週間出品作品/第74回ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞ノミネート
■オフィシャルサイト
http://neruda-movie.jp/
■物販情報
・パンフレット(700円)
by Diego Araya © Fabula, FunnyBalloons, AZ Films, Setembro Cine, WilliesMovies, A.I.E. Santiago de Chile, 2016
追跡者は、悲劇的で貪欲な警官。
ノーベル賞詩人は、享楽的な革命政治家。
第2次世界大戦の終結から3年、ビデラ大統領は共産党員のネルーダを弾劾した。逮捕されるか逃亡するか? 大統領は直接警官ペルショノーに、ネルーダの逮捕を命じる。ネルーダは追われる身としての新たな生活にインスピレーションを受けながら、代表作となる詩集「大いなる歌」を書く。ペルショノーが追いつく と姿をくらます、追いかけっこの連続だ。ネルーダはわざと手がかりを残すことでペルショノーと戯れ、追跡ゲームはより危険なものに、2人の関係はより密接 なものになっていくのだった…。
チリの国民的詩人パブロ・ネルーダの逃亡生活を描く
パブロ・ラライン監督が仕掛けた独創的文学サスペンス
詩人として1971年にノーベル文学賞を受賞したチリの国民的ヒーロー、パブロ・ネルーダは、共産主義の政治家であった。芸術を愛し、女性を愛し、酒場を愛 する享楽主義者であり、何よりも貧しい人々に寄り添う博愛主義者だった。しかし、その思想ゆえネルーダは生涯の大半をチリ政府から追われる逃亡生活に費や した。ただ、その逃亡生活こそノーベル文学賞を受賞した糧となったのである。その逃亡生活とは何だったのか。本作は、弾圧のなかで、人々がネルーダを愛 し、そして代表作「大いなる歌」を愛した背景に迫った意欲作である。
ネルーダの信奉者であり、同じくチリ人の監督であるパブロ・ラライン(『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』) が祖国の美しい自然や第2次世界大戦直後の混乱期の生活を織り交ぜ、斬新で叙情的なサスペンス映画に仕立て上げた。ネルーダ役にはチリで人気のコメディア ン俳優ルイス・ニェッコを起用、映画の語り部でもあるネルーダを追跡する警官ペルショノーを、メキシコを代表する俳優のガエル・ガルシア・ベルナルが演じ る。
ゴッホ~最期の手紙~
Loving Vincent
(2017年 イギリス/ポーランド 96分 )
2018年5月12日から5月18日まで上映
開映時間 10:20★吹替 / 14:10 / 18:00
■監督・脚本 ドロタ・コビエラ/ヒュー・ウェルチマン
■製作 ヒュー・ウェルチマン/ショーン・ボビット/イヴァン・マクタガート
■撮影 トリスタン・オリヴァー/ウカシュ・ジャル
■編集 ユスチナ・ヴィアージンスカ/ドロタ・コビエラ
■音楽 クリント・マンセル
■出演 ダグラス・ブース/ジェローム・フリン/ロベルト・グラチーク/ヘレン・マックロリー/クリス・オダウド/シアーシャ・ローナン/ジョン・セッションズ/エレノア・トムリンソン/エイダン・ターナー
■吹替え版キャスト 山田孝之/イッセー尾形/伊藤かな恵/三宅健太/落合福嗣
■2018年アカデミー賞長編アニメーション部門ノミネート/2017年アヌシー国際アニメーション映画祭観客賞受賞 ほか多数受賞・ノミネート
■オフィシャルサイト
http://www.gogh-movie.jp/
■物販情報
・パンフレット(800円)
★10:20の回は日本語吹替え版で上映致します。
© Loving Vincent Sp. z o.o/ Loving Vincent ltd.
愛か、狂気か。
愛されつづけた名画の数々が
100年の時を経て動き出す
郵便配達人ジョゼフ・ルーランの息子アルマンは、パリへ届ける一通の手紙を託された。それは父の友人で自殺した画家ゴッホが、彼の弟テオに宛てたものだっ た。テオの消息を追ううちにその死を知るが、それと同時に募る疑問がひとつ…。ゴッホの死の真の原因はなんだったのか? そしてこの手紙を本当に受け取る べき人間はどこに?
世界初、全編が動く油絵のテイストで構成される
体感型アートサスペンス映画。
巨匠ファン・ゴッホの人生は、遺された手紙の数々によって明らかにされている。が、最愛の弟テオに宛てた最期の手紙で「われわれは自分たちの絵に語らせることしかできないのだ」と書き記している。…果たして、私たちはゴッホを本当に知っているのだろうか?
『ゴッ ホ~最期の手紙~』は、氏の名画をモチーフにその最期の日々を実写映像で撮影。撮影された1コマ1コマが、世界中から集められた125名の絵描きの手に よってゴッホタッチの油彩画として生まれ変わった。総枚数62450枚。1秒12枚の油絵を映した高精細写真による、動く油絵で構成された本作は、正に ゴッホの言葉通り“絵画によって彼自身を語らせる”圧巻の体感型アートサスペンス映画となった。