【早稲田松竹】8/18(土)~8/24(金) 上映 『ペパーミント・キャンディー』 『タクシー運転手 約束は海を越えて』
★上映時間(上映順)が日替わりとなります。変則的なスケジュールにご注意ください。
ペパーミント・キャンディー
박하사탕/Peppermint Candy
(1999年 日本/韓国 129分 )
【8/18(土)・20(月)・22(水)・24(金)】
12:50 / 17:40
【8/19(日)・21(火)・23(木)】
10:20 / 15:10 / 20:00 ■監督・原作・脚本 イ・チャンドン
■製作 ミョン・ケナム/上田信
■撮影 キム・ヒョング
■編集 キム・ヒョン
■音楽 イ・ジェジン
■出演 ソル・ギョング/ムン・ソリ/キム・ヨジン
■2000年カンヌ国際映画祭監督週間出品/大鐘賞最優秀作品賞ほか主要5部門受賞
■パンフレット販売なし
ある男の人生を20年にわたって遡る、切ない物語。何もかも失ったキム・ヨンホが全てを捨てる決意をした時、彼の脳裏に様々な思い出が蘇る。5年前、自ら 放棄してしまった家庭。15年前、互いに想いを寄せながらも、別れを決意した初恋の人スニムへの愛。純粋な青年だった彼の人生を狂わせたものは何だったの か?
一人の男の人生を通して、韓国の政治状況も冷静に見据えながら、選ばなかったことで失ってしまった大切な時間を一つひとつ辿っていく。輝く未来を信じ、初めて恋しい人と心を通わせた20才のあの日には、もう戻れない…。
小 説家を経て脚本家として映画界に入り、96年『グリーン・フィッシュ』で監督デビューしたイ・チャンドン。第二作目の『ペパーミント・キャンディー』では、人生への深い洞察と、真実味のあるストーリー、郷愁を誘う映像美で、アジアを代表する新しい映画作家として世界に強い衝撃を与えた。主演は、いまや韓 国を代表する名優であるソル・ギョング。20年におよぶ男の人生を全身全霊で挑み、圧倒的な演技力を見せつけた。
韓国のアカデミー賞といわれる2000年の大鐘賞で主要5部門受賞、各国の映画祭でも絶賛を浴びた『ペパーミント・キャンディー』。なお、本作は日本とのNHKと韓国の共同制作で、韓国の日本文化開放後、両国が最初に取り組んだ記念すべき作品でもある。
タクシー運転手 約束は海を越えて
택시운전사/A Taxi Driver
(2017年 韓国 137分 )
【8/18(土)・20(月)・22(水)・24(金)】
10:20 / 15:10 / 20:00
【8/19(日)・21(火)・23(木)】
12:40 / 17:30 ■監督 チャン・フン
■脚本 オム・ユナ
■撮影 コ・ナクソン
■編集 キム・サンボム/キム・ジェボム
■音楽 チョ・ヨンウク
■出演 ソン・ガンホ/トーマス・クレッチマン/ユ・ヘジン/リュ・ジュンヨル
■第90回アカデミー賞韓国代表出品/大鐘賞最優秀作品賞、企画賞ほか多数受賞・ノミネート
■オフィシャルサイト
http://klockworx-asia.com/taxi-driver/
■パンフレット販売未定
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ソウルのタクシー運転手マンソプは「通行禁止時間までに光州に行ったら大金を支払う」という言葉につられ、ドイツ人記者ピーターを乗せて英語も分からぬまま 一路、光州を目指す。何としてもタクシー代を受け取りたいマンソプは機転を利かせて検問を切り抜け、時間ぎりぎりで光州に入る。「危険だからソウルに戻ろ う」というマンソプの言葉に耳を貸さず、ピーターは大学生のジェシクとファン運転手の助けを借り、撮影を始める。しかし状況は徐々に悪化。マンソプは1人 で留守番させている11歳の娘が気になり、ますます焦るのだが…。
戒厳令下の物々しい言論統制をくぐり抜け唯一、光州を取材し、全世界に5.18の実情を伝えたユルゲン・ヒンツペーター。その彼をタクシーに乗せ、光州の 中心部に入った平凡な市民であり、後日、ヒンツペーターでさえその行方を知ることのできなかったキム・サボク氏の心境を追うように作られた本作は、実在し た2人が肌で感じたありのままを描くことで、1980年5月の光州事件を紐解いていく。
タクシー運転手のマンソプに韓国映画界の名優ソン・ガンホ、ドイツ人記者にドイツのベテラン俳優トーマス・クレッチマン。 他、唯一無二の存在感を放つユ・ヘジン、若手実力派リュ・ジュンヨルと豪華キャストが集結。ここに『義兄弟』『高地戦』のチャン・フン監督の演出が加わり、平凡なタクシー運転手と外国人記者、そして光州で出会う人々が危険な状況に負けず、最後まで自分の信念を貫き通した“あの日”をドラマチックな感動で 包み込む感動作が誕生した。