【早稲田松竹】5/11(土)~5/17(金) 上映『ゼイリブ』『遊星からの物体X』『恐怖の報酬』
早稲田松竹クラシックスvol.148/ジョン・カーペンター監督特集+特別レイトショー『恐怖の報酬 オリジナル完全版』
ゼイリブ 製作30周年記念HDリマスター版 THEY LIVE
■原作 レイ・ネルソン
■脚本 フランク・アーミテイジ(ジョン・カーペンター)
■撮影 ゲイリー・B・キッブ
■音楽 ジョン・カーペンター/アラン・ハワース■出演 ロディ・パイパー/キース・デヴィッド/メグ・フォスター/ジョージ・“バック”・フラワー/ピーター・ジェイソン/レイモン・サン・ジャック■オフィシャルサイト http://theylive30.com/■パンフレット販売未定©1988 StudioCanal. All Rights Reserved.
あなたはもう、誰も信じられない——。
失業者のネイダは、仕事にありついた工事現場で作業員・フランクと親しくなり、彼の紹介で教会の用意したテントで寝起きするようになる。ある日、牧師たちが惨殺される現場を目撃したネイダは、教会内で町行く人が骸骨状の人間に見えてしまうサングラスを大量に発見する。
やがてこのサングラスが、普通の人間と、地球侵略を企む異星人とを見分ける能力を持っていると知ったネイダは、異星人と戦う同士たちと知りい、異星人とのゲリラ戦に身を投じるようになるのだった…。
「ゼイリブ」は歯止めの効かなくなった巨大な資本主義に対して大声で反対を唱える映画だ。——ジョン・カーペンター
ジョン・カーペンター監督の傑作カルトSF『ゼイリブ』製作30周年を記念して、<製作30周年記念HDリマスター版>が公開された。本リマスター版は日本独自でHDリマスタリングを敢行したもの。本編ノイズリダクション等画質リマスター&音声リマスターでより迫力ある美麗映像で甦る!
1988年に公開された『ゼイリブ』は、ジョン・カーペンター監督がサブリミナル効果による姿なき侵略を描いた傑作SFスリラー。異星人による地球侵略を、ごく一部の特権階級がマスコミや広告を牛耳り人々を洗脳、搾取していく姿として描いた本作。暴走する資本主義への痛烈な批判は、従順に飼い慣らされる一般大衆への警鐘として、製作から30年を経た現代の日本でもさらに生々しく鳴り響くであろう。
遊星からの物体X デジタル・リマスター版 THE THING
■原作 ジョン・W・キャンベル・Jr「影が行く」
■脚本 ビル・ランカスター
■撮影 ディーン・カンディ
■音楽 エンニオ・モリコーネ■出演 カート・ラッセル/ A・ウィルフォード・ブリムリー/T・K・カーター/ デヴィッド・クレノン/ キース・デヴィッド■オフィシャルサイト http://thething2018.jp/■パンフレット販売未定©1982 UNIVERSAL CITY STUDIOS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
戦慄の一夜が始まる——
南極基地に現れた一匹の犬。その正体は10万年前に地球に墜落し、氷の下で眠っていた宇宙生物だった。接触した生物の細胞に同化、擬態を行うその生命体は、次々と隊員たちを襲い、基地の中へと侵入する。
およそ2万7000時間後には地球上の全人類と同化が完了するという試算結果に怯えた生物学者ブレアの手により、通信手段、交通手段を断たれ孤立した基地。一体誰が本物で、誰が‟物体X‟かわからないという究極の状況下で、疑心暗鬼に陥る12人の隊員たちは死と隣り合わせの混乱の一夜を迎える…。
SFホラーの至宝!ジョン・カーペンター監督の最高傑作が鮮やかに甦る!
SFホラーの傑作として熱狂的な人気を誇り、全世界的に多大な影響を与えてきたジョン・カーペンター監督『遊星からの物体X』がデジタル・リマスター版として復活した。南極基地に現れた恐怖の宇宙生物と12人の隊員たちの死闘を描く本作は、巨匠ハワード・ホークス製作『遊星よりの物体X』のリメイクで、原作はジョン・W・キャンベル・Jr. によるSFスリラー小説「影が行く」。数々のSF、ホラーの名作で知られるジョン ・カーペンター監督が、映画製作を志すきっかけとなった古典の名作をリメイクした。
主演は『バックドラフト』『ヘイトフル・エイト』のカート・ラッセル。カーペンター監督との親交は厚く、本作がきっかけでハリウッドの第一線で活躍するようになった。未知の生物の造型を手掛けたのは、後に『 ロボコップ』や『ミッション:インポッシブル』などを手掛けることになる当時弱冠22歳のロブ・ボッティン。おぞましく斬新なクリーチャーデザインは今なお高い評価を受け、後進のクリエーターに大きな影響を与えた。音楽はイタリアの名匠エンニオ・モリコーネ。
【特別レイトショー】恐怖の報酬 オリジナル完全版【Late Show】SORCERER
■監督・製作 ウィリアム・フリードキン
■原作 ジョルジュ・アルノー「恐怖の報酬」
■脚本 ウォロン・グリーン
■撮影 ジョン・M・スティーブンス/ディック・ブッシュ
■編集・製作補 バッド・スミス
■音楽 タンジェリン・ドリーム
■出演 ロイ・シャイダー/ブルーノ・クレメル/フランシスコ・ラバル/アミドゥ/ラモン・ビエリ
■1977年アカデミー賞音響賞ノミネート
■オフィシャルサイト http://sorcerer2018.com/
■物販情報
・パンフレット(800円)
・Tシャツ(3000円)
★レイトショー上映はどなた様も一律1000円でご鑑賞いただけます。
★チケットは、連日10:00より受付にて販売いたします(当日券のみ)。
★ご入場は、チケットに記載された整理番号順となります。
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密林の果てに地獄を見た——
南米奥地の油井で大火災が発生。祖国を追われ、その地に流れてきた4人の犯罪者は、ひとり1万ドルという「報酬」と引き換えに、わずかな衝撃でも大爆発を起こす消火用ニトログリセリン運搬を引き受ける。2台のトラックに分乗した男たちは、火災現場まで道なき道を300キロ、ジャングルの奥へと進んでいくが、その先に待ち受ける彼らの運命とは――。
巨匠フリードキンが自ら認める最高傑作!『地獄の黙示録』と双璧をなす1970年代屈指の超大作。
本作は、『エクソシスト』で全世界にオカルト・ブームを巻き起こした巨匠ウィリアム・フリードキンが、フランス映画史上の傑作、アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督の『恐怖の報酬』のリメイクに挑んだキャリア最大の野心作であり、1コマも修正する気にならないと豪語する最高傑作。
灼熱の熱帯雨林を舞台に、男たちの欲望、執念、裏切り、罪と罰、孤独と絶望のドラマが、冷酷非情なリアリズムで描かれる。荒々しくスケールの大きなサスペンス場面が連続する中、巨獣の如きトラックが、暴風雨に揺れる崩壊寸前の大吊り橋を渡るクライマックスは、手に汗握る緊張と興奮、驚異の臨場感で見る者を圧倒する。
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